東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和3年11月5日(金) 午前10:00~

2 出席者

山口委員長、前田委員、廣瀨委員、伊藤委員、江口委員

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、総務部参事官、警務部参事官、聴聞官、会計課長、装備課長、警備第一課長、捜査第三課長、組織犯罪対策第三課長、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)110番の適正利用等に関する取組の推進について

警視庁から、「不要・不急と思われる110番通報を減少させる取組に加え、110番の適正な利用に関する広報啓発活動を推進する。」旨の報告があった。
委員から、「警察相談専用電話♯9110(シャープきゅういちいちまる)が、110番のように広く周知されるよう、例えば、「♯の9プラス110番」というような表現を用いて覚えやすくするなど、工夫しながら、しっかりと広報啓発活動に取り組んでいただきたい。」旨の意見があった。

(2)「京王線特急電車内無差別殺人未遂等事件」被疑者の検挙と特別捜査本部の開設について

警視庁から、「令和3年10月31日、京王線調布駅から国領駅の間を走行中の特急電車内において、乗客の男性が刃物で刺されるなどした事案につき、同日、被疑者を殺人未遂罪で現行犯逮捕するとともに、調布警察署に特別捜査本部を開設した。」旨の報告があった。

(3)「暴力団・準暴力団等による広域特殊詐欺事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「被疑者らは、共謀の上、平成30年12月5日、被害者女性に対し、同女性の孫を装って電話をかけてうそを言い、同女性から現金を騙し取った事案につき、令和3年10月4日、被疑者らを詐欺罪で通常逮捕した。」旨の報告があった。

(4)令和3年度第2四半期(7月~9月)における監察実施結果について

警視庁から、令和3年度第2四半期(7月~9月)における監察の実施結果について報告があった。

(5)神戸山口組傘下組織幹部に対する再発防止命令について

警視庁から、神戸山口組傘下組織幹部による、暴力的要求行為(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律)に係る再発防止命令について説明があり、決裁した。

(6)警察官の派出について

警視庁から、第206回国会(特別会)の召集に伴う警察官の派出予定について報告があった。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令、古物営業の許可取消しに係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)窓口業務の受付時間短縮(試行)について

警視庁から、窓口業務の受付時間短縮(試行)について報告があった。

(9)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察職員等の援助要求について説明があり、決裁した。

(10)令和4年度警視庁予算の要求概要について

警視庁から、令和4年度警視庁予算の要求概要について報告があった。

(11)「第35回警察装備創意くふう展」の開催について

警視庁から、「第35回警察装備創意くふう展」の開催について報告があった。

(12)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(13)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政訴訟事案及び行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(14)公安委員会に対する東京都個人情報の保護に関する条例に基づく開示請求について

公安委員会に対してなされた東京都個人情報の保護に関する条例に基づく開示請求について決定した。

(15)公安委員会宛ての苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、10件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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