東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和3年8月20日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員、伊藤委員

警視総監、警務部長、交通部長、刑事部長、東京都警察情報通信部長、オリンピック・パラリンピック競技大会総合対策本部副本部長、聴聞官、警備第一課長、総務部理事官、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)人事案件について

警視庁から、令和3年秋の人事異動の日程等について報告があった。

(2)令和3年秋の全国交通安全運動の推進について

警視庁から、「令和3年9月21日から同月30日までの10日間、「秋の全国交通安全運動」が実施される。「世界一の交通安全都市TOKYOを目指して」をスローガンに、子供と高齢者を始めとする歩行者の安全の確保、夕暮れ時と夜間の事故防止と歩行者等の保護など安全運転意識の向上、自転車の安全確保と交通ルール遵守の徹底、飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶、二輪車の交通事故防止を運動重点として推進し、期間中、「STOP!横断歩道」キャンペーンを実施する。」旨の報告があった。
委員から、「「STOP!横断歩道」に係る広報啓発活動については、運転者に対し、横断歩道における歩行者優先義務の認識をしっかりと持ってもらうよう、情報メディアを活用する等、工夫しながら強力に進めていただきたい。」旨の意見があった。

(3)「小田急線電車内無差別殺人未遂等事件」特別捜査本部の開設と被疑者の検挙について

警視庁から、「令和3年8月6日、小田急小田原線登戸駅から祖師ヶ谷大蔵駅の間を走行中の快速急行電車内において、複数の乗客が刃物で刺されるなどした事案につき、成城警察署に特別捜査本部を開設して、捜査を推進した結果、同日、逃走中の被疑者を確保、同月7日、被害者女性1名に対する殺人未遂罪で被疑者を通常逮捕した。」旨の報告があった。

(4)令和3年上半期における機動警察通信隊の活動状況について

東京都警察情報通信部から、「令和3年上半期における機動警察通信隊の活動は94件(前年比4件増)であり、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた各種情報通信対策等を行ったほか、災害時を想定した各種訓練を実施した。」旨の報告があった。
委員から、「警察情報通信業務の重要性はますます高まってきていることから、引き続き、しっかりと取り組んでいただきたい。」旨の意見があった。

(5)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(6)オリンピック関連報告について

警視庁から、東京2020大会における警視庁の取組について報告があった。

(7)パラリンピック競技大会における警察職員の援助要求に基づく派遣の一部取下げ及び派遣期間の一部変更について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、東京都公安委員会から45道府県公安委員会になされた警察職員等の派遣を求める援助の要求の一部取下げ及び派遣期間の一部変更について説明があり、決裁した。

(8)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、福井県公安委員会及び福島県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求に対する警察職員等の派遣について説明があり、決裁した。

(9)ラストマイルカメラシステムの運用状況について

警視庁から、東京2020大会の開催期間中等におけるラストマイルカメラシステムの運用状況について報告があった。

(10)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案2件について裁定した。

(11)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(12)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、8件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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