東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和3年6月4日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員

警視総監、警務部長、刑事部長、総務部参事官、聴聞官、交通規制課長、生活安全総務課長、留置管理第一課長、捜査第三課長、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)コロナ禍における採用活動について

警視庁から、コロナ禍における採用情勢を踏まえて、オンラインを活用した受験勧奨活動及び合格者辞退防止活動について報告があった。
委員から、「合格者の辞退の状況について分析を行い、これにより判明したことを辞退防止のための活動に生かし、優秀な人材の採用に務めていただきたい。」旨の意見があった。

(2)「立川市曙町二丁目ホテル内殺人等事件」特別捜査本部の開設と被疑者の検挙について

警視庁から、「令和3年6月1日、立川署管内の立川市曙町二丁目に所在するホテル内で発覚した殺人等事件については、同日、同署に特別捜査本部を開設して、捜査を強力に推進した結果、同年6月2日、逃走中の手配被疑者を確保し、被疑者を被害者男性に対する殺人未遂罪で通常逮捕した。」旨の報告があった。

(3)令和3年秋の組織整備について

警視庁から、令和3年秋の組織整備について報告があった。

(4)三鷹市バリアフリー交通安全特定事業計画の作成、公表及び送付について

警視庁から、「三鷹市が「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」に基づく基本構想を作成したことに伴い、東京都公安委員会において作成した交通安全特定事業計画(案)について、同市及び道路管理者に対して意見照会を行ったところ、全て異議がない旨の回答であったことから、交通安全特定事業計画を決定して公表するとともに、同市及び道路管理者に同計画を送付する。」旨の説明があり、決裁した。

(5)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令及び風俗営業等の営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察職員等の援助要求について説明があり、決裁した。

(8)令和2年度留置施設実地監査の実施結果について

警視庁から、「令和2年度留置施設実地監査については、警視庁の留置施設を対象に、留置施設の管理運営に関すること及び被留置者の処遇に関することについて監査を実施し、その結果に基づき各種指導教養等を行った。また、令和3年度においても全留置施設に対して実地監査を実施し、引き続き留置施設の適正な管理運営及び被留置者の適切な処遇を徹底する。」旨の報告があった。

(9)街頭防犯カメラシステムデータの活用報告について

警視庁から、「街頭防犯カメラシステムの令和3年1月から同年3月におけるデータの提供は203件で、提供した事案は、上野地区の器物損壊、歌舞伎町地区の暴行、傷害のほか、窃盗、恐喝等である。」旨の報告があった。

(10)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(11)警察職員等の援助要求に伴う特別派遣の中止について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、福井県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求に対する警察職員等の派遣の中止について報告があった。

(12)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、11件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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