東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和3年5月21日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員

警視総監、警備部長、生活安全部長、オリンピック・パラリンピック競技大会総合対策本部副本部長、聴聞官、警備第一課長、組織犯罪対策第三課長、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)警視庁災害警備総合訓練の実施について

警視庁から、「首都直下地震や風水害等の大規模災害発生時に、迅速的確な警備措置をとるため、令和3年6月11日、「警視庁災害警備総合訓練」を実施する。関係防災機関等と連携し、被害状況の早期把握、被災者の救出救助及び水防工法等の実践的な訓練を行い、各級幹部の指揮能力と部隊員の技能向上を図る。」旨の報告があった。
委員から、「大変重要な訓練であり、感染症の感染防止対策を徹底しながら、しっかりと実施していただきたい。」旨の意見があった。

(2)新常態時代を踏まえた少年健全育成について

警視庁から、「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う新常態時代への対応を図るため、非行防止啓発動画の制作やYouTube配信、オンライン非行防止教室の運用等、非接触・非対面型の少年健全育成活動を推進していく。」旨の報告があった。
委員から、「制作した動画については、より多くの少年とその保護者に視聴してもらえるよう工夫し、有効に活用していただきたい。また、今後とも、少年の健全育成活動に役立つツールの開発に取り組んでいただきたい。」旨の意見があった。

(3)松葉会傘下組織幹部に対する再発防止命令について

警視庁から、松葉会傘下組織幹部による暴力的要求行為(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律違反)に係る再発防止命令について説明があり、決裁した。

(4)警察職員等の援助要求に伴う特別派遣の中止について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、福島県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求に対する警察職員等の派遣の中止について報告があった。

(5)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、東京都公安委員会から45道府県公安委員会に対する援助の要求について説明があり、決裁した。

(8)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政訴訟事案及び行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(9)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、6件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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