東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和3年4月2日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、聴聞官、保安課長、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)地方警務官を対象とした人事評価制度について

警視総監から、「地方警務官を対象とした人事評価制度」に基づく自己の目標設定について報告があった。

(2)令和3年第一回東京都議会定例会の結果について

警視庁から、「令和3年2月17日から同年3月26日までの会期で開催された第一回東京都議会定例会において、当庁の提出議案2件(予算案2件)は原案のとおり可決された。」旨の報告があった。

(3)歌舞伎町地区における児童福祉法違反(有害支配)事件被疑者の検挙について

警視庁から、「東京都新宿区内所在の飲食店の経営者及び従業員が共謀の上、被害児童(女性A)が18歳に満たない児童であることを知りながら、同店に雇い入れた上、同女になりすまし、かつ同店の従業員であることを秘して、インターネットを通じて募った遊客に同女を引き合わせるとともに、同女にSNSを用いて逐一行動を指示するなどして、前記遊客を同店に誘い入れ、客席に同席させて酒類等の飲食や会話の相手をさせるなどの接待をさせ、また、同区内所在の飲食店等の統括管理者が被害児童(女性B)が18歳に満たない児童であることを知りながら、同店に雇い入れた上、同様の手口により接待をさせ、児童の心身に有害な影響を与える行為をさせる目的をもって児童を自己の支配下に置いた事案につき、令和3年2月8日、被疑者らを、児童福祉法(有害支配)違反で通常逮捕した。」旨の報告があった。 委員から、「児童を良い方向へ導くために、引き続き、有害環境の浄化対策を強力に進めていただきたい。」旨の意見があった。

(4)性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等及び性関連禁止営業への場所の提供の規制に関する条例(いわゆる「ぼったくり防止条例」)第2条第3項の指定区域の改正について

警視庁から、「性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等及び性関連禁止営業への場所の提供の規制に関する条例(いわゆる「ぼったくり防止条例」)第2条第3項で規定する指定風俗営業等の指定区域は、銀座地区、新橋地区、赤坂地区等の盛り場が含まれていないことから、2020東京大会に向けて都内の風俗環境の一層の浄化を図るため、現在の情勢に合わせた指定区域の見直しを行い、改正することとしたい。」旨の説明があり、決裁した。

(5)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令及び風俗営業等の営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、2件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

  • 警視庁のホームページへ
  • 東京都のホームページへ