東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和3年1月22日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、警務部長、警備部長、生活安全部長、聴聞官、留置管理第一課長、交通規制課長、犯罪被害者支援官、人身安全関連事案対策官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)人事案件について

警視庁から、国家公安委員会に対する地方警務官の任免同意に係る人事案件等について説明があり、決裁した。

(2)「テロ対策東京パートナーシップ広報啓発ポスター」の制作について

警視庁から、「「テロ対策はみんなが主役」というパートナーシップの理念をコンセプトに、「異変に気づくみんなの目の大切さ」を発信し、官民一体となった「テロを許さない社会づくり、街づくり」をより一層推進することを目的としたポスターを制作し、公共交通機関に掲示するなどして、広報啓発活動を推進する。」旨の報告があった。 委員から、「コロナ禍で緊急事態宣言がなされるなど、この状況下では、つい忘れがちとなるが、世界的なイベントを前にしてテロ対策は大事なことであるので、引き続き、効果的な広報啓発を進めていただきたい。」旨の意見があった。

(3)歌舞伎町地区における街娼対策について

警視庁から、歌舞伎町地区における街娼の取締りの現況及び諸対策の推進状況等について報告があった。

(4)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(5)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政訴訟事案について報告があり、決裁した。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令並びに風俗営業等の許可取消し及び営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)国家戦略特別区域法第17条第3項の規定に基づく協議について(回答)

警視庁から、「国家戦略特別区域内において、道路法の特例を適用し、公道を活用したオープンカフェや各種イベントの開催等により、エリア全体で高付加価値の環境、都市観光の推進等を図ることを目的とした国家戦略道路占用事業に関して、国家戦略特別区域法に基づき、千代田区内の地域について調査等を行った結果、交通の安全と円滑に支障がないと認められることから、同意する旨を回答することとしたい。」旨の説明があり、決裁した。

(8)コロナ禍における留置管理業務の万全に向けた諸対策について

警視庁から、コロナ禍における被逮捕者に対する留置前PCR検査の実施等について報告があった。 委員から、「このPCR検査機の導入は素晴らしいことであり、しっかりとした運用の下で留置施設内の感染防止に役立てていただきたい。また、くれぐれも検査結果は完全ではないということに留意するとともに、職員の感染防止にも努めていただきたい。」旨の意見があった。

(9)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令等の実施について

警視庁から、「申出人と交際していたが、申出人から以後の交際を拒否されたにもかかわらず、申出人にメッセージを送信して、著しく粗野又は乱暴な言動をしていた者ほか16名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から禁止命令等を実施した。」旨の報告があった。

(10)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について

警視庁から、「申出人に対し、一方的な好意の感情を抱き、申出人方に押し掛けたほか、申出人方に手紙等を投函し、申出人に面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求していた者ほか74名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から警告を実施した。」旨の報告があった。

(11)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、1件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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