東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和5年11月24日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、
公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、
東京都警察情報通信部長、運転免許本部長、交通規制課長、警備第二課長、
生活安全総務課長、総務部理事官、聴聞官、人身安全関連事案対策官、
訟務課管理官

3 議事の概要

(1)令和6年警視庁重点目標について

警視庁から、令和6年警視庁重点目標について報告があった。
委員から、「都民、国民の不安材料となっている匿名・流動型犯罪グループについては、組織の総合力を発揮して対応するなどしており、大変良いことだと思う。他方、今後、限られたリソースの中、新たな課題に取り組むためには、スクラップアンドビルドという考え方が重要で、これまでのやり方を変えるなどしないと対応できないこともあると思う。デジタル化・グローバル化時代も踏まえ、運営重点にある効果的かつ効率的な組織や業務の在り方等に関する不断の見直しについて、ぜひお願いしたい。」旨の意見があった。

(2)第98回警視庁剣道大会の実施について

警視庁から、第98回警視庁剣道大会の実施について報告があった。

(3)監禁、強制わいせつ等事件被疑者の検挙について

警視庁から、監禁、強制わいせつ等事件被疑者の検挙について報告があった。
委員から、「あたかも会社組織のようにして暗躍してきた悪質スカウトグループに対し、警視庁の各部門が連携して検挙し、社会に警鐘を鳴らしたことは、正に組織の総合力を発揮した好事例である。今後も姿・形を変えて、いろいろなものが出てくると思われるが、しっかりと取り組んでいただきたい。」旨の意見があった。

(4)警備業法・風営適正化法・銃刀法に係る医師の指定について

警視庁から、警備業法・風営適正化法・銃刀法に係る医師の指定について報告があり、決裁した。

(5)警察職員の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、茨城県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求に対する警察職員の派遣について報告があり、決裁した。

(6)犯罪被害者等給付金の裁定及び仮給付について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定及び仮給付事案1件について裁定及び決定した。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)東京都道路交通規則等の改正について

警視庁から、東京都道路交通規則等の改正について報告があり、決裁した。

(9)都市再生特別措置法第46条第11項の規定に基づく協議について

警視庁から、都市再生特別措置法第46条第11項の規定に基づく協議について報告があり、決裁した。

(10)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。

(11)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令等の実施について

警視庁から、「同じ放射線技師として働く同僚である申出人に対し、一方的に好意の感情を抱き、申出人の気を引くため、申出人の飲料水に異物を混入して、著しく粗野又は乱暴な言動をした者ほか32名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から禁止命令等を実施した。」旨の報告があった。

(12)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について

警視庁から、「コンビニ従業員に一方的な好意の感情を抱き、勤務中の申出人の容姿を外から撮影するなどして見張りをしていた者ほか44名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から警告を実施した。」旨の報告があった。

(13)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、5件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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