東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和5年9月22日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、
公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、
東京都警察情報通信部長、警備第一課長、生活安全総務課長、
暴力団対策課長、警備第二課長、公安第二課長、聴聞官、犯罪被害者支援官、
人身安全関連事案対策官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)第98回警視庁柔道大会の実施について

警視庁から、第98回警視庁柔道大会の実施について報告があった。

(2)「マラソングランドチャンピオンシップ及び東京レガシーハーフマラソン2023」に伴う総合対策の実施について

警視庁から、マラソングランドチャンピオンシップ及び東京レガシーハーフマラソン2023に伴う総合対策の実施について報告があった。

(3)「フィリピン共和国被収容者らの指示による一都一府三県におよぶ広域強盗等事件」特別捜査本部における調布事件(住居侵入・強盗殺人)指示役被疑者の逮捕について

警視庁から、フィリピン共和国被収容者らの指示による一都一府三県におよぶ広域強盗等事件特別捜査本部における調布事件(住居侵入・強盗殺人)指示役被疑者の逮捕について報告があった。
委員から、「社会的関心が高い中、粘り強い捜査において、幾多の壁を乗り越え、検挙に至ったものであるが、それは高度な先端技術等を駆使した最新の捜査手法と、幅広い関係者からの事情聴取等、長年にわたり受け継がれてきた伝統的な捜査手法の双方があってこその検挙である。「本当によくやってくれた」というのが、都民・国民の声だと思う。引き続き、関係府県警察とも連携し、全容解明まで、しっかりお願いしたい。」旨の意見があった。

(4)強制わいせつ等事件被疑者の検挙について

警視庁から、強制わいせつ等事件被疑者の検挙について報告があった。
委員から、「大手学習塾元講師による大変許し難い犯罪であるが、この種のわいせつ事案は潜在的な闇が深く、今後も発生するおそれがある。サイバーパトロールの強化や積極的な事件広報により社会に警鐘を鳴らすことも含め、警察としてできることは可能な限り対応していくようにお願いしたい。」旨の意見があった。

(5)人事案件について

警視庁から、国家公安委員会に対する地方警務官の任免同意に係る人事案件について報告があり、決裁した。

(6)警察職員の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、鹿児島県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。

(7)住吉会傘下組織幹部に対する再発防止命令について

警視庁から、住吉会傘下組織幹部に対する再発防止命令について報告があり、決裁した。

(8)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(9)街頭防犯カメラシステムデータの活用報告について

警視庁から、「街頭防犯カメラシステムの令和5年4月から同年6月におけるデータの提供は226件で、提供した事案は、歌舞伎町地区等の繁華街における窃盗、詐欺、傷害、道路交通法違反等である。」旨の報告があった。

(10)警察職員の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、福井県公安委員会及び福島県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。

(11)警察官の派出について

警視庁から、第212回国会(臨時会)の召集に伴う警察官の派出予定について報告があり、決裁した。

(12)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。

(13)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(14)犯罪被害者等給付金の仮給付について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく仮給付事案1件について決定した。

(15)犯罪被害者等給付金支給裁定に対する審査請求について

犯罪被害者給付金支給裁定に対する審査請求について報告があった。

(16)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令等の実施について

警視庁から、「離婚した申出人に対し、復縁を求めるため申出人の自宅マンションに押し掛けた上、同マンションの敷地内で待ち伏せした者ほか34名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から禁止命令等を実施した。」旨の報告があった。

(17)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について

警視庁から、「交際関係にあった申出人に別の交際相手がいることを知り、怨恨の感情を抱き、申出人から以後の連絡を拒否されたにもかかわらず、申出人方付近をみだりにうろついた上、申出人が所有する車両を刃物で傷つけるなどの著しく粗野又は乱暴な言動をした者ほか44名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から警告を実施した。」旨の報告があった。

(18)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、9件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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