東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年3月6日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、中村委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、オリンピック・パラリンピック競技大会総合対策本部副本部長、聴聞官、交通規制課長、駐車対策課長、運転免許本部長、保安課長、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)令和元年中の遺失物取扱状況について

警視庁から、「令和元年中の拾得物の受理総件数は415万2,190件(前年比1万1,862件増)、現金の拾得受理総額は38億8,422万9,232円、物品の拾得受理総点数は453万2,563点であった。また、遺失届の受理総件数は104万7,015件(前年比518件減)、現金の遺失届受理総額は84億3,952万462円、物品の遺失届受理総点数は240万7,027点であった。拾得物の処理状況については、拾得物件のうち、現金は73.4パーセント、物品は29.5パーセントが遺失者に返還された。今後も引き続き、拾得物の総量抑制を行うとともに、情報通信技術を活用した遺失物業務の合理化を実施する。」旨の報告があった。

(2)遊撃特別警ら隊の活動状況について

警視庁から、「「遊撃特別警ら隊」は、社会的反響の大きい事件や地域住民に不安を与えるひったくり等の連続性の高い事件に対し、警察署の枠組みにとらわれず警察官を集中的かつ大量に投入して犯罪の早期検挙と抑止を図ることを目的としており、職務質問による検挙に特化した遊撃部隊として治安対策に尽力している。」旨の報告があった。

(3)東京都公安委員会の権限に属する事務処理に関する規程の全部改正について

警視庁から、東京都公安委員会の権限に属する事務処理に関する規程の全部改正に係る高速自動車国道、自動車専用道路及び一般国道に係る最高速度の指定の事務処理区分等について報告があった。

(4)東京都公安委員会の権限に属する事務処理に関する規程の全部改正について

警視庁から、東京都公安委員会の権限に属する事務処理に関する規程の全部改正に係る放置違反金滞納処分職員の指定等に関する事務処理区分について報告があった。委員から、「放置違反金滞納処分職員の業務は、大変な業務であるが、滞納額減少のため、今後とも頑張っていただきたい。」旨の意見があった。

(5)歓楽的雰囲気を過度に助長する風俗案内の防止に関する条例施行規則の一部を改正する規則について

警視庁から、「「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」に騒音の基準を分類する地域として「田園住居地域」の文字を加える改正が行われることに伴い、同条例を基に騒音の規制基準を示している「歓楽的雰囲気を過度に助長する風俗案内の防止に関する条例施行規則」の騒音を示した表の地域欄に同語を加える一部改正を行う。」旨の説明があり、決裁した。

(6)東京都公文書の管理に関する条例を一部改正する条例の施行に伴う関連規則等の一部改正について

警視庁から、「東京都において、「東京都公文書の管理に関する条例の一部を改正する条例」が施行されることに伴い、関連規則等の一部を改正することとしたい。」旨の説明があり、決裁した。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)オリンピック・パラリンピック関係報告について

警視庁から、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた各種対策の概要等について報告があった。委員から、「今後、世界情勢の変化により、様々な対応を求められる可能性も考えられるが、引き続き、課題に向けてしっかりとした対策をお願いしたい。」旨の意見があった。

(9)運転免許に係る行政処分の是正について

警視庁から、運転免許に係る行政処分の是正について報告があり、決裁した。

(10)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(11)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案2件について裁定した。

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