東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和3年3月26日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、聴聞官、交通規制課長、公安総務課長、人身安全関連事案対策官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)新型コロナウイルスによる交通警察への影響と今後の取組について

警視庁から、新型コロナウイルスによる令和2年中における交通警察活動への影響や各種施策及び感染防止対策を踏まえた今後の取組について報告があった。 委員から、「各警察署が独自で実施している交通安全対策の中で、好事例があれば、これを他の警察署にも広げるなどしながら、引き続き、しっかりと交通事故防止に取り組んでいただきたい。」旨の意見があった。

(2)組織犯罪情勢について

警視庁から、組織犯罪情勢について報告があった。

(3)東京都道路交通規則の一部改正について

警視庁から、「道路交通法施行令の車高制限は、原則として3.8メートルとされており、国際海上コンテナ輸送に使用されている背高コンテナの運搬車両(車高4.1メートル)が通行するためには制限外積載の許可を受ける必要があるが、安全性を確保しつつ物流の効率化を図るため、都道府県公安委員会が指定した道路は車高制限を4.1メートルに緩和できることとなっていることから、新たに2路線2区間を指定する。」旨の説明があり、決裁した。

(4)三鷹市バリアフリー交通安全特定事業計画(案)の作成及び意見照会について

警視庁から、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律に基づき、三鷹市が作成した基本構想を受け、東京都公安委員会において交通安全特定事業計画(案)を作成し、同市及び道路管理者に同計画の意見照会を行う。」旨の説明があり、決裁した。

(5)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、福井県公安委員会及び福島県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求に対する警察職員等の派遣について説明があり、決裁した。

(6)公安委員会が保有する公文書の廃棄について

公安委員会が保有する公文書の廃棄について説明があり、決裁した。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)警視庁における令和2年中の特定秘密の保護措置及び適性評価の実施状況について

警視庁から、令和2年中の特定秘密の保護措置及び適性評価の実施状況について報告があった。

(9)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令等の実施について

警視庁から、「申出人と交際していたが、申出人から以後の関わりを拒否されたにもかかわらず、申出人方に押し掛けていた者ほか12名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から禁止命令等を実施した。」旨の報告があった。

(10)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について

警視庁から、「申出人に対し、一方的な好意の感情を抱き、申出人宛てに手紙やはがきを郵送して、面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求していた者ほか29名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から警告を実施した。」旨の報告があった。

(11)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、国家賠償訴訟事案及び行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(12)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、7件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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