東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和3年3月5日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、警務部長、組織犯罪対策部長、総務部参事官、警務部参事官、聴聞官、会計課長、保安課長、運転免許本部長、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)地方警務官を対象とした人事評価制度について

警視総監から、「地方警務官を対象とした人事評価制度」に基づく自己申告について報告があった。

(2)ストレスチェック制度の運用について

警視庁から、警視庁におけるストレスチェック制度の概要及びストレスチェックに基づく職場環境改善のための取組について報告があった。委員から、「特に各所属長には、引き続き、職場環境の改善に向けて、しっかりと取り組んでいただきたい。」旨の意見があった。

(3)組織犯罪情勢について

警視庁から、組織犯罪情勢について報告があった。

(4)令和3年度監察実施計画について

警視庁から、「令和3年度の総合監察等の実施計画を策定した。」旨の報告があった。

(5)組織整備に伴う公安委員会規則の改正について

警視庁から、「令和3年春の組織整備に伴い、「警視庁組織規則」及び「警視庁司法警察員等の指定に関する規則」の一部を改正する。」旨の説明があり、決裁した。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)運転免許取消処分(てんかん)に係る行政処分の撤回について

警視庁から、「運転免許取消処分(てんかん)に係る行政処分の処分原因が消滅した被処分者に対する免許取消を撤回する。」旨の説明があり、決裁した。

(8)令和2年中の遺失物取扱状況について

警視庁から、「令和2年中の拾得物の受理総件数は280万6,032件(前年比134万6,158件減)、現金の拾得受理総額は33億1,128万2,280円、物品の拾得受理総点数は304万6,702点であった。また、遺失届の受理総件数は78万5,250件(前年比26万1,765件減)、現金の遺失届受理総額は61億1,047万5,905円、物品の遺失届受理総点数は175万4,035点であった。拾得物の処理状況については、拾得物件のうち、現金は73.3パーセント、物品は31.7パーセントが遺失者に返還された。今後も引き続き、情報通信技術を活用した遺失物業務の合理化を実施する。」旨の報告があった。

(9)性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等及び性関連禁止営業への場所の提供の規制に関する条例(いわゆる「ぼったくり防止条例」)第2条第3項の指定区域の見直し検討について

警視庁から、「性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金の取立て等及び性関連禁止営業への場所の提供の規制に関する条例第2条第3項で規定する指定風俗営業等の指定区域は、新橋地区等の盛り場が含まれていないことから、行政処分を効果的に推進し違法風俗店を排除し、風俗環境の浄化を図るため、現状の盛り場にあわせた見直しを行う。」旨の報告があった。

(10)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(11)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政訴訟事案及び行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(12)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、4件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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