東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和3年1月29日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、警務部長、公安部長、警察学校長、総務部参事官、警務部参事官、聴聞官、会計課長、警備第一課長、組織犯罪対策第三課長、犯罪被害者支援官、取調べ調査官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)情勢について

警視庁から、新型コロナウイルス感染症拡大下における各種警備情勢等について報告があった。

(2)コロナ禍における初任教養実施状況について

警視庁から、警察学校における新型コロナウイルス感染症防止対策及び諸行事への対応等、コロナ禍における初任教養実施状況について報告があった。 委員から、「警察学校においては、昨年春に感染者を出したが、その後、学生から陽性者を一人も出していないというのは、集団生活を余儀なくされる状況の中で、素晴らしいことだと思う。様々な感染防止対策や意識付けを徹底して行い、感染防止を図っているということであるが、今後も、校内感染が起きないよう頑張っていただきたい。」旨の意見があった。

(3)人事案件について

警視庁から、国家公安委員会に対する地方警務官の任免同意に係る人事案件について説明があり、決裁した。

(4)令和2年中懲戒処分状況等について

警視庁から、令和2年中における懲戒処分状況等について報告があった。

(5)組織整備に伴う協議書の発出について

警視庁から、「本部の組織機構の整備に伴い、地方自治法第180条の4第2項の規定に基づき、東京都公安委員会委員長から東京都知事宛てに協議書を発出することといたしたい。」旨の説明があり、決裁した。

(6)警察職員等の援助要求に伴う特別派遣の中止について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、福井県公安委員会及び福島県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求に対する警察職員等の派遣の中止について報告があった。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令及び風俗営業等の営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)松葉会の第10回指定に伴う「確認結果通知書」の受領及び指定の公示について

警視庁から、松葉会の第10回指定に伴う、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第6条第1項の規定による国家公安委員会からの「確認結果通知書」の受領について報告があった。また、同法第3条の規定に係る同法第7条第1項の指定の公示及び同条第3項の「指定通知書」について説明があり、決裁した。

(9)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(10)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政訴訟事案及び行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(11)令和3年度警視庁予算(案)の概要について

警視庁から、「令和3年度の当庁予算案は6,521億7,600万円で、昨年度より2.14パーセント減となった。内訳は、事業費が1,369億2,900万円(8.80パーセント減)、給与関係費が5,152億4,700万円(0.20パーセント減)である。」旨の報告があった。

(12)令和2年中における被疑者取調べ監督の実施状況等について

警視庁から、「令和2年中における被疑者取調べ監督の実施状況は、被疑者取調べの件数が12万4,635件(前年比4,225件減)、視認の回数が7万8,855回(前年比1万6,866回減)、被疑者取調べに係る苦情の申出の件数が40件(前年比16件増)であり、前年に引き続き監督対象行為の発生はなかった。また、研修による教養等、各種取組を実施した。」旨の報告があった。

(13)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、4件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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