東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年11月20日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、警務部参事官、聴聞官、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)令和2年第三回東京都議会臨時会の結果及び第四回東京都議会定例会の日程等について

警視庁から、「令和2年11月6日、令和2年第三回東京都議会臨時会が開催された。また、令和2年第四回東京都議会定例会が、令和2年11月30日から同年12月16日まで、17日間の会期で開催される。当庁関係の案件は、条例案1件である。」旨の報告があった。

(2)年末年始特別警戒の実施について

警視庁から、「組織の総力を挙げた積極果敢な街頭警察活動と地域住民に寄り添う活動を展開し、街頭犯罪等の防圧検挙及び各種警察事象への迅速かつ的確な対処により、年末年始における都民生活の安全と平穏を確保するため、令和2年12月20日から令和3年1月11日までの23日間、「年末年始特別警戒」を実施する。」旨の報告があった。 委員から、「これから長期間の警戒となるが、都民生活の安全確保のため、積極的な警戒活動を進めていただきたい。」旨の意見があった。

(3)「出入国管理及び難民認定法違反」被疑者の検挙について

警視庁から、「在留資格を不正に取得して本邦で貿易会社を経営しようと企て、内容虚偽の申請書類を作成して東京出入国在留管理局に提出し、同在留資格に係る「在留資格認定証明書」の交付をあらかじめ受けた上で、令和2年2月28日、成田国際空港から本邦に入国する際、同認定証明書を入国審査官に提示し、不正に「経営・管理」の在留資格を取得して、本邦に上陸した事案につき、令和2年11月17日、被疑者らを出入国管理及び難民認定法違反で通常逮捕した。」旨の報告があった。

(4)組織犯罪情勢について

警視庁から、組織犯罪情勢について報告があった。 委員から、「総合的に様々な対策を講じておられるが、組織化させないための対策等についても検討を要すると思うので、引き続き、他道府県警察や関係機関と共同・連携しながら、諸対策に当たっていただきたい。」旨の意見があった。

(5)警視庁特定事業主行動計画の全部改正について

警視庁から、「「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づき、警視庁特定事業主行動計画を制定し、推進しているところ、同法律の事業主行動計画策定指針を踏まえつつ、これまでの数値目標等の進捗状況を把握分析した上で、新たな計画を策定する。」旨の報告があった。

(6)監察案件について

警視庁から、監察業務について報告があった。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。

(9)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案3件について裁定した。

(10)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、1件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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