東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年11月13日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、警務部参事官、聴聞官、組織犯罪対策第三課長、犯罪被害者支援官、総務部理事官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)令和2年警視庁震災警備総合訓練の実施について

警視庁から、「令和2年11月22日に「警視庁震災警備訓練」を実施するとともに、同月20日に実施される「東京都災害対策本部審議訓練」及び同月22日に実施される「東京都・北区合同総合防災訓練」にそれぞれ参加する。また、全警備要員による「参集訓練」を実施する。」旨の報告があった。

(2)情勢について

警視庁から、警備情勢について報告があった。

(3)「インターネット匿名化ソフトを利用した連続爆破予告等事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「令和2年7月31日、インターネット掲示板上に書き込まれた、高知県下に所在する国公立大学に対する爆破予告等事案につき、捜査を推進した結果、本年11月4日、被疑者を威力業務妨害罪で通常逮捕した。」旨の報告があった。 委員から、「デジタル化の流れでサイバー空間を中心に動いていく社会において、セキュリティがしっかりしていないと前に進めないので、こういう新たなソフト利用による犯罪を早期に検挙したことは、大変意義のあるところであり、今後とも、しっかりと捜査活動を展開していただきたい。」旨の意見があった。

(4)令和2年全国地域安全運動の実施結果について

警視庁から、「令和2年10月11日から同月20日までの10日間、「子供と女性の犯罪被害防止」、「特殊詐欺の被害防止」を全国重点として、「令和2年全国地域安全運動」を実施した。今後も、新しい生活様式に対応した防犯広報・啓発活動を更に推進していく。」旨の報告があった。 委員から、「新たなものや工夫された広報啓発の取組があり、今後も継続的に取組を進めていただきたい。また、高齢者に対する啓発について、より有効な方法で行えるよう、更に創意工夫をお願いしたい。」旨の意見があった。

(5)「住吉会傘下組織組員らによる集団暴行事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「新宿区内の路上において、互いに上体を掴む、手で押す、路上へ投げ倒すなどの各暴行を、それぞれ数人共同して行う等した事案につき、被疑者らを暴力行為等処罰に関する法律違反等で通常逮捕した。」旨の報告があった。

(6)新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた警視庁長期戦略(仮称)中間報告について

警視庁から、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた警視庁長期戦略(仮称)について報告があった。

(7)令和2年度第2四半期(7月~9月)における監察実施結果について

警視庁から、令和2年度第2四半期(7月~9月)における監察実施結果について報告があった。

(8)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令及び風俗営業等の営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(9)松葉会の第10回指定に伴う「意見聴取」及び「確認請求書」に関する報告・決裁について

警視庁から、指定暴力団松葉会の第10回指定に係る意見聴取の結果について報告があった。 また、「指定暴力団松葉会に対する暴力団の指定に関し、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第6条第1項の規定に基づき、国家公安委員会に確認請求を行う。」旨の説明があり、決裁した。

(10)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政訴訟事案及び行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(11)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案2件について裁定した。

(12)警察宛て苦情処理結果について

警視庁から、警察宛て苦情の処理結果について報告があった。

(13)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、3件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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