東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年11月6日(金) 午前10:00~

2 出席者

山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、総務部参事官、聴聞官、交通規制課長、駐車対策課長、通信指令本部長、刑事総務課長、犯罪被害者支援官、総務部理事官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)術科訓練の現状等について

警視庁から、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う各種術科訓練の現状と感染防止対策等について報告があった。

(2)警視庁機動隊観閲式の実施について

警視庁から、「令和2年11月12日、明治神宮外苑絵画館前等において、警視庁機動隊観閲式を実施する。」旨の報告があった。

(3)「港区東新橋一丁目区立公園内嬰児殺人、死体遺棄事件」被疑者の検挙と特別捜査本部の開設について

警視庁から、「令和元年11月8日、愛宕警察署管内の港区東新橋一丁目に所在する公園内において嬰児の死体が発見された事案につき、捜査を推進した結果、本年11月1日、被疑者を死体遺棄罪で通常逮捕した。」旨の報告があった。

(4)東京都公安委員会規則の制定について

警視庁から、警察署の位置の変更に伴う東京都公安委員会規則の制定について説明があり、決裁した。

(5)タンデム自転車が走行可能になる道路について

警視庁から、タンデム自転車が走行可能になる道路及び区間並びに走行開始日について報告があった。 委員から、「本件以外にも、自動運転等の走行に関して、検証実験等が行われているようなので、安全の確保が最優先であるということを念頭に、しっかりと対応していただきたい。」旨の意見があった。

(6)110番の適正利用等に関する取組の推進について

警視庁から、「110番の適正利用と警察相談専用電話「#9110」の利用促進に関する広報啓発活動等の取組を推進する。」旨の報告があった。 委員から、「110番のシステムはしっかりと機能していると思うが、迅速な対応という視点を念頭に置いた業務を進めていただきたい。」旨の意見があった。

(7)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。

(8)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(9)誤認逮捕事案の発生について

警視庁から、窃盗事件に係る誤認逮捕事案の発生と再発防止対策について報告があった。 委員から、「留学生など、来日外国人はどんどん増えているので、今後このようなことが発生しないよう、適正な捜査を徹底していただきたい。」旨の意見があった。

(10)東京都道路交通規則の一部改正について

警視庁から、「令和2年6月に道路交通法の一部を改正する法律が公布され、同年12月から施行されること等に伴い、東京都道路交通規則における高齢運転者等標章に係る届出等に係る規定の一部について改正することとしたい。」旨の説明があり、決裁した。

(11)令和3年度警視庁予算の要求概要について

警視庁から、令和3年度警視庁予算の要求概要について報告があった。 委員から、「様々な転換期にあるという状況を踏まえ、警視庁の業務についても合理化してスピードアップしていくという考えのもと、将来に向けた必要な予算を計画していただきたい。」旨の意見があった。

(12)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案3件について裁定した。

(13)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、7件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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