東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年10月16日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、警務部参事官、刑事部参事官、聴聞官、施設課長、警備第一課長、組織犯罪対策第三課長、犯罪被害者支援官、交通部理事官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)東京都公安委員会委員長の選任及び同委員長代理の指名について

警察法第43条の規定に基づき、東京都公安委員会委員長の互選を行い、北井久美子委員が委員長に選任された。また、東京都公安委員会運営規則第9条の規定に基づき、山口徹委員が委員長代理に指名された。

(2)令和2年第三回東京都議会定例会の結果等について

警視庁から、「令和2年9月18日から同年10月8日までの会期で開催された第三回東京都議会定例会において、当庁の提出議案(条例案1件)は原案のとおり可決された。また、一般質問では「高齢者の運転免許更新の現状を踏まえた改善への取組について」の質問があり、警視総監が答弁を行った。」旨の報告があった。

(3)令和2年震災警備総合訓練における交通対策訓練の実施について

警視庁から、「首都直下地震の発生に備え、震災時における交通対策の万全を期することを目的とした、指揮体制の早期確立、被害情報の収集、緊急交通路等の確保及び緊急通行車両等確認事務等の応急対策訓練を実施する。」旨の報告があった。

(4)「中核派非公然活動家による免状不実記載・不実記載免状行使事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「警視庁江東運転免許試験場において、虚偽の住所で運転免許証を更新し、この写しを本人確認書類として特別定額給付金の申請書に添付するなどした事案につき、令和2年10月12日、被疑者を通常逮捕した。」旨の報告があった。

(5)指定暴力団松葉会の第10回指定に伴う意見聴取等について

警視庁から、指定暴力団松葉会の第10回指定に伴う意見聴取等について説明があり、決裁した。

(6)中野警察署新庁舎の完成について

警視庁から、「中野警察署の新庁舎が完成し、令和2年11月7日から業務開始予定である。」旨の報告があった。

(7)自転車事故防止対策の取組について

警視庁から、自転車の交通事故情勢及び事故防止対策並びに自転車運転者講習制度における危険行為登録状況等について報告があった。 委員から、「自転車に関しては、交通事故防止の観点からも地域住民の関心が高く、交通の警察官が中心となって指導・取締りをしていただいてはいるが、地域課の警察官にも、更に関心を持って取り組んでもらう必要があると思うので、地域部と連携を図るとともに、地域警察官自身のモチベーションを如何に高めていくか、知恵を絞っていただきたい。」旨の意見があった。

(8)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令、風俗営業等の許可取消し及び営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(9)警察官の派出について

警視庁から、第203回国会(臨時会)の召集に伴う警察官の派出予定について報告があった。

(10)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案2件について裁定した。

(11)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政訴訟事案及び行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(12)公安委員会に対する東京都情報公開条例に基づく開示請求について

公安委員会に対してなされた東京都情報公開条例に基づく開示請求について決定した。

(13)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、3件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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