東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年10月2日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、サイバーセキュリティ対策本部副本部長、聴聞官、組織犯罪対策第三課長、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)地方警務官を対象とした人事評価制度について

警視総監から、「地方警務官を対象とした人事評価制度」に基づく自己の目標設定について報告があった。

(2)令和2年弥生慰霊祭の実施について

警視庁から、「令和2年10月13日、弥生慰霊堂等において、殉職した警察・消防職員の慰霊行事として「令和2年弥生慰霊祭」を行う。」旨の報告があった。

(3)「家庭用永久磁石磁気治療器による業務提供誘引販売取引契約名下の広域多額詐欺事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「物販等により収益を得ることも期待できず、また、資金繰りが逼(ひっ)迫していたため、約定どおり顧客の解約申入れに応じて元本等を返済する能力がないにもかかわらず、その事情を秘し、顧客に対して、業績が好調で財政基盤も安定しているように装うとともに、約定どおり顧客の解約申入れに応じて元本を確実に返済する等と嘘を言って勧誘し、被害者らを誤信させて、多額の資金を交付させ騙し取った事案につき、被疑者らを詐欺罪で通常逮捕した。」旨の報告があった。

(4)令和2年度暴力団排除広報啓発用動画・ポスターの作成について

警視庁から、「都民に対する暴力団排除意識の高揚及び暴力団関係相談の連絡先の周知を図るため、暴力団排除広報啓発用動画・ポスターを作成した。今後、街頭大型テレビやオーロラビジョン等において動画を放映するほか、公共施設、協力団体及び公共交通機関等にポスターを配付、掲出する。」旨の報告があった。 委員から、「啓発用の動画などはよくできており、数に限りがあるポスターについても有効な場所に掲示するなど、引き続き効果的な広報啓発に努めていただきたい。」旨の意見があった。

(5)令和2年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢について

警視庁から、令和2年上半期におけるサイバー犯罪の検挙状況をはじめとするサイバー空間の情勢について報告があった。 委員から、「サイバー化が進んでいく中で、高齢者や子供を守る対策を進めていただきたい。警視庁は技術や人材面で素晴らしいものを持っているので、警視庁の知見を役立てていただきたい。」旨の意見があった。

(6)指定暴力団等の事務所に対する立入検査規程の制定について

警視庁から、「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第33条第1項の規定に基づき、指定暴力団等の事務所について、警察職員が行う立入検査に関し、必要な事項を定めた東京都公安委員会規程を制定することとしたい。」旨の説明があり、決裁した。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案2件について裁定した。

(9)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(10)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、7件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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