東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年7月3日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、中村委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、総務部参事官、警務部参事官、聴聞官、組織犯罪対策第三課長、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)令和2年上半期の交通事故発生状況について

警視庁から、「令和2年上半期の都内の交通事故発生状況は、発生件数1万1,613件(概数、前年比3,984件減)、死者数64人(前年比10人増)、負傷者数1万3,052人(概数、前年比4,721人減)であった。また、交通死亡事故発生状況は、年齢層別では65歳以上の死者が28人(全体の43.8パーセント)、状態別では歩行中の死者が33人(全体の51.6パーセント)であった。今後も歩行者及び自転車の交通事故防止対策をはじめとした各種対策を推進する。」旨の報告があった。 委員から、「交通事故の発生件数が減少している良い傾向にある中で、死者数は増加しており、引き続き地域の協力を得ながら、地道な交通事故防止対策を推進していただきたい。」旨の意見があった。

(2)情勢について

警視庁から、新型コロナウイルス感染症拡大下における各種警備情勢等について報告があった。

(3)人事案件について

警視庁から、国家公安委員会に対する地方警務官の任免同意に係る人事案件について説明があり、決裁した。また、令和2年秋の人事異動の日程について報告があった。

(4)監察案件について

警視庁から、監察業務について報告があった。

(5)組織整備に伴う協議書の発出について

警視庁から、「本部及び警察署の組織機構の整備に伴い、地方自治法第180条の4第2項の規定に基づき、東京都公安委員会委員長から東京都知事宛てに協議書を発出する。」旨の説明があり、決裁した。

(6)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政訴訟事案及び行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)極東会の第10回指定に伴う「確認結果通知書」の受領及び指定の公示について

警視庁から、極東会の第10回指定に伴う、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第6条第1項の規定による国家公安委員会からの「確認結果通知書」の受領について報告があった。また、同法第3条の規定に係る同法第7条第1項の指定の公示及び同条第3項の「指定通知書」について説明があり、決裁した。

(9)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(10)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、福井県公安委員会及び福島県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求に対する警察職員等の派遣について説明があり、決裁した。

(11)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、8件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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