東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年6月5日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、中村委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、交通部長、刑事部長、警務部参事官、地域指導課長、聴聞官、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)運転免許業務の再開等について

警視庁から、運転免許試験場、運転免許更新センター及び指定警察署における運転免許業務の再開に伴う免許更新状況等について報告があった。 委員から、「感染症対策を講じながらの運転免許業務再開ということで、多くの職員を動員して業務を行っているということであるが、今後も、混雑等が予想されることから、引き続き適切に対応していただきたい。」旨の意見があった。

(2)「府中市議会議員らによる公共工事発注に係る官製談合等事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「府中市役所職員が、公園拡張整備工事等の指名競争入札に関し、府中市議会議員らに対して同工事等における秘密事項である最低制限価格を教示し、もってそれぞれの入札等の公正を害すべき行為を行い、また、前記市議会議員ら及び入札業者らが、共謀の上、前記工事等の指名競争入札に関し、同市議会議員らは前記市役所職員から最低制限価格の教示を受けた上で、同入札業者に対して教示し、よって、教示を受けた最低落札価格に近接する入札金額で入札して同工事等を落札させ、もって偽計を用いて、公の入札で契約するためのものの公正を害すべき行為をした事案につき、令和2年6月2日、被疑者らを入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律違反及び公契約関係競争入札妨害罪でそれぞれ検挙した。」旨の報告があった。

(3)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(4)渋谷警察署員による職務執行について

渋谷警察署員による職務執行について、事案概要等の報告があった。 委員から、「放置できない切迫した客観的な状況があり、有形力の行使は特に問題はないと思われる。しかし、その際、冷静さを欠いた不適切な言動が認められたので、適正かつ自信をもって対応がなされるよう職員への指導を徹底していただきたい。」旨の意見があった。

(5)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(6)公安委員会が保有する公文書の廃棄について

公安委員会が保有する公文書の廃棄について説明があり、決裁した。

(7)聴聞の主宰結果について

聴聞官等から、車両の使用制限命令、風俗営業等の許可取消し及び営業停止に係る聴聞について報告があり、決裁した。

(8)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、10件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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