東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年5月22日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、山口委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、警務部長、留置管理第一課長、交通総務課長、生活安全総務課長、保安課長、犯罪被害者支援官、人身安全関連事案対策官、訟務課管理官、聴聞官

3 議事の概要

(1)新型コロナウイルス感染症の発生状況とその対応について

警視庁から、新型コロナウイルス感染症の当庁職員の感染状況、採用試験等への影響及び感染拡大防止等の対応について報告があった。 委員から、「採用業務に関しては大きな影響があると思うが、今後も工夫を凝らした受験勧奨活動を進め、より良い人材が確保できるよう努力していただきたい。」旨の意見があった。

(2)技能検定員に対する資格者証返納命令について

聴聞官等から、技能検定員資格者証返納に関する聴聞について報告があり、決裁した。

(3)風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第20条5項に基づく指定試験機関への試験事務の委託について

警視庁から、「遊技機の性能に係る試験事務について、国家公安委員会が新たに指定した指定試験機関にも行わせることとしたい。」旨の説明があり、決裁した。

(4)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令等の実施について

警視庁から、「申出人に対し、一方的に好意を抱き、何度も電子メールを送信するなどのつきまとい等をしていた者ほか23名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から禁止命令等を実施した。」旨の報告があった。

(5)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について

警視庁から、「申出人に対し、一方的に好意の感情を抱き、申出人の居住地に押し掛けていた者ほか44名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から警告を実施した。」旨の報告があった。

(6)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(7)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(8)東京都道路交通規則の一部を改正する規則について

警視庁から、妨害運転に対する罰則の創設等に関する道路交通法の一部改正に伴う東京都道路交通規則の一部を改正する規則の制定について説明があり、決裁した。

(9)街頭防犯カメラシステムデータの活用報告について

警視庁から、「街頭防犯カメラシステムの令和2年1月から同年3月におけるデータの提供は178件で、提供した事案は、歌舞伎町地区の殺人未遂、渋谷地区の強盗致傷のほか、傷害、覚せい剤取締法違反、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例違反等である。」旨の報告があった。

(10)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、12件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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