東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和2年1月24日(金) 午前10:00~

2 出席者

北井委員長、中村委員、前田委員、廣瀨委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、警務部参事官、聴聞官、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「元航空自衛官であり、特別防衛秘密の取扱者として指定を受け、業務として取り扱っていた者が、アメリカ合衆国政府から装備品等に関する特別防衛秘密を含む電磁的記録の供与を受けて知得、領有した上、航空自衛隊基地において、特別防衛秘密を取り扱う権限のない関係者らに対し、特別防衛秘密を含む電磁的記録をパーソナルコンピュータに表示させるなどして閲覧させるとともに、同関係者が持ち込んだ電磁的記録媒体に同特別防衛秘密を含む電磁的記録を記録して譲り渡した事案につき、令和2年1月17日、被疑者を日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法違反で通常逮捕した。」旨の報告があった。

(2)「六代目山口組傘下組織事務所に対する建造物損壊事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「足立区内に所在の事務所入口付近の壁面に、自家用普通貨物自動車に乗車して、同車両を後退させながら衝突させて他人の建造物を損壊させた事案につき、令和2年1月17日、被疑者を建造物損壊罪で通常逮捕した。」旨の報告があった。

(3)初任科生育成上の新たな取組について

警視庁から、「初任科学生に対し、現場での活動等を直接聞く機会の設定や現場で活用できる知識技能の習熟等、各種施策を実施している。」旨の報告があった。 委員から、「初任科学生が現場の声を聞く絶好の機会だと思うので、今後も取組を継続していただきたい。」旨の意見があった。

(4)人事案件について

警視庁から、国家公安委員会に対する地方警務官の任免に係る同意を含む人事案件について説明があり、決裁した。

(5)地域安全センター及び地域安全サポーターに関する規程の改正について

警視庁から、「会計年度任用職員制度の導入に伴い、当庁の「地域安全サポーター」の任用根拠について、地方公務員法第17条から同法第22条の2第1項第1号へ変更となるため、地域安全センター及び地域安全サポーターに関する規程を一部改正する。」旨の説明があり、決裁した。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令、風俗営業等の許可取消し及び営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(8)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(9)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、6件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

  • 警視庁のホームページへ
  • 東京都のホームページへ