東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

平成30年2月2日(金) 午前10:00~

2 出席者

渡邊委員長、北井委員、山口委員、中村委員、前田委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、警務部参事官、犯罪抑止対策本部副本部長、聴聞官、会計課長、交通規制課長、人身安全関連事案対策官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)平成29年の情報公開・個人情報保護制度の実施状況について

警視庁から、「公安委員会及び警視総監に対してなされた平成29年の情報公開制度に基づく開示請求は、請求件数が743件(前年比209件増)、決定件数が753件(前年比149件増)であった。同じく個人情報保護制度に基づく開示請求等は、請求件数が1,303件(前年比162件増)、決定件数が1,419件(前年比237件増)であった。」旨の報告があった。

(2)古物営業法違反事件被疑者の検挙について

警視庁から、「古物営業許可がないにもかかわらず、葛飾区内において、中古英会話教材をインターネット上のオークションサイト等を通じて売買した事案につき、平成30年1月31日、被疑者を古物営業法違反で通常逮捕した。」旨の報告があった。

(3)仮想通貨取引所コインチェックにおける仮想通貨不正送金事案について

警視庁から、「仮想通貨取引所である会社が保管する仮想通貨が外部に不正に送金される事案が発生した。」旨の報告があった。 委員から、「仮想通貨の巨額流出という社会的反響の非常に大きいサイバー犯罪である。捜査の長期化・困難化が予想されるが、事案の全容解明に向けて捜査を尽くしていただきたい。」旨の意見があった。

(4)「危険ドラッグ販売目的貯蔵事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「共謀の上、医療等の用途以外の用途に供するため、業として、練馬区内において、指定薬物を含有する粉末等を販売目的で貯蔵した事案につき、平成30年1月24日、被疑者を医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律違反で通常逮捕した。」旨の報告があった。 委員から、「極めて大量の危険ドラッグを押収した事案である。関係者、流通経路、供給先等、事案の全容解明に努めるとともに、今後も関係機関と連携し、危険ドラッグ等の根絶を図っていただきたい。」旨の意見があった。

(5)監察案件について

警視庁から、監察業務について報告があった。

(6)平成30年度以降の警察署協議会代表者会議の実施方法等について

警視庁から、「警察署協議会の活動の更なる活性化を図り、地域住民の警察業務への理解と協力を確かなものとしつつ、当庁が組織の総力を挙げて今後の国家的規模の行事等への各種準備に取り組むことができるように、平成30年度以降の警察署協議会代表者会議の実施方法を変更する。」旨の報告があった。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令、風俗営業等の許可取消し及び営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)平成29年特殊詐欺対策推進状況について

警視庁から、「平成29年における特殊詐欺については、認知件数は3,510件(前年比1,478件増)、被害額は約79億7,819万円(前年比18億1,230万円増)であった。オレオレ詐欺では、キャッシュカード等詐取事案が増加し、金融機関窓口での調達が減少した。また、還付金等詐欺の増加、架空請求詐欺における電子マネー利用権等の詐取の増加、犯行使用電話ではIP転送型等の増加などの特徴が見られる。『特殊詐欺対策プロジェクト』を中心に、本部と警察署が一体となって、検挙・抑止対策を強力に推進していく。」旨の報告があった。

(9)「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」に基づく交通安全特定事業計画(案)の作成及び意見照会について

警視庁から、「『高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律』に基づき、品川区等が作成した基本構想を受け、東京都公安委員会において重点整備地区における交通安全特定事業計画(案)を作成し、同区及び道路管理者に同計画の意見照会を行う。」旨の説明があり、決裁した。

(10)首都高速晴海線延伸に伴う各種交通規制の指定及び東京都道路交通規則の一部改正について

警視庁から、「首都高速道路晴海線の延伸に伴い、交通実態に即した最高速度規制を指定するとともに、大震災発生時等における交通規制の一部を改正し、同延伸区間も発災時緊急交通路等に指定する。また、自動車に貨物を積載した場合の高さ制限は、道路交通法施行令によって決められているところ、公安委員会が道路又は交通の状況により支障がないと認めて指定した『高さ指定道路』については、高さ4.1メートルまで通行することができることとなっており、交通上支障がないと認められることから、東京都道路交通規則の一部を改正し、同延伸区間の追加指定を行う。」旨の説明があり、決裁した。

(11)平成30年度警視庁予算(案)の概要について

警視庁から、「平成30年度の当庁予算案は6,546億7,500万円で、昨年度より1.25パーセント増となった。内訳は、事業費が1,563億7,300万円(0.70パーセント増)、給与関係費が4,983億200万円(1.43パーセント増)である。」旨の報告があった。

(12)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について

警視庁から、「申出人と交際していたが、以後の交際を拒否されたものの諦めきれず、携帯電話機に電子メールを送信し、面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求したり、名誉又は性的羞恥心を害する事項を告げた者ほか44名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から警告を実施した。」旨の報告があった。

(13)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令等の実施について

警視庁から、「申出人に対し、一方的に好意の感情を抱き、携帯電話機に連続してメッセージを送信し、面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求したり、著しく粗野又は乱暴な言動をするとともに、名誉を害する事項等を告げるなどした者ほか4名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監から禁止命令等を実施した。」旨の報告があった。

(14)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。 また、行政訴訟事案及び行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(15)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、2件について通知内容を決定した。 また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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