東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

平成22年7月16日(金) 午前10:00~

2 出席者

  (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、警務部参事官、聴聞官、交通規制課長、捜査第三課長、生活安全総務課長、犯罪被害者支援官、訟務課管理官、広報課管理官

3 議事の概要

(1)東京都公安委員会委員長の選任及び同委員長代理の指名について

警察法第43条第1項の規程に基づき、東京都公安委員会委員長の互選を行い、安西邦夫委員を委員長に再任した。また、東京都公安委員会運営規則第9条の規定に基づき、安西邦夫委員長が鴨下重彦委員を委員長代理に指名した。

(2)交通特殊事件捜査強化月間の実施結果について

警視庁から、「平成22年6月1日から同月30日までの1か月間、交通特殊事件捜査強化月間を実施し、748件691名(前年同月間比152件増151名増)を検挙した。主な検挙は、対人賠償等名下の多額保険金詐欺事件、指定暴力団関係者による犯人隠避・同教唆事件、タクシーを狙った恐喝(当たり屋)事件、銀座地区における常習者による白タク事件、介護タクシーによる営業区域外営業事件、建設資材販売事業者による過積載下命・容認事件である。」旨の報告があった。
委員から、「昨年より成果が挙がった理由は何か。」旨の質問があり、警視庁から、「昨年と比較し、死亡ひき逃げ事件などの継続捜査事案がなかったため、本月間に捜査態勢を強化できたことなどによる。」旨の説明があった。

(3) 「銀行法違反事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「A銀行の取締役会長及び取締役として、同行の業務全般及び各担当部門等を統括していた被疑者らが、金融庁長官が平成21年6月ころから平成22年3月ころまで実施した同行に対する立入検査に際して、検査官から電子メールの提出を求められた際、共謀の上、同行の業務内容等の隠ぺいをし、検査官による同行の業務及び財産の状況に関する実態把握を誤らせるため、一部の電子メールを検査官に提出しないことを企て、平成21年6月中旬ころ、同行内において電子メール約280件を削除した上、検査官に提出するとともに、同年9月中旬ころ、検査官から前記メールの欠落を指摘されその経緯について質問されたのに対し嘘を言うなどして、検査を忌避するとともに立入検査の検査官の質問に対して虚偽の答弁をした事案につき、平成22年7月14日、被疑者5名を銀行法(検査忌避)違反で逮捕した。」旨の報告があった。

(4)「東京家庭裁判所との連絡協議会」の実施結果について

警視庁から、「平成22年7月13日、少年保護事件を取り扱う東京家庭裁判所少年部の裁判官らと当庁における担当者が、日常業務を通しての実務上の問題点や質疑・要望事項等について協議し、業務の円滑化を図ることを目的として『東京家庭裁判所との連絡協議会』を開催した。会議では、万引き等の初発型非行への取組みや被害者配慮制度に関連する事項、その他事件処理上の問題点について協議した。」旨の報告があった。
委員から、「警視庁と家裁が協働した取組みはできないのか。」旨の質問があり、警視庁から、「家裁からの呼出しや通知は、少年や親に対して、非常に効果が認められることから、今後、家裁と協働できる方策を検討していきたい。」旨の説明があった。

(5)「赤坂三丁目クラブ内強盗、逮捕監禁、器物損壊等事件」被疑者の台湾における検挙について

警視庁から、「共謀の上、平成22年3月18日、東京都港区赤坂三丁目所在のクラブに押し入り、同店従業員を粘着テープ等で緊縛して店舗内のトイレに監禁した上、携帯電話1台を強取したほか、店舗内のソファーを切り裂く等して同店の業務を妨害した事案ほか1件につき、台湾捜査当局と国際捜査協力を展開した結果、台湾捜査当局が、被疑者3名を強盗、器物損壊、業務妨害罪(台湾における逮捕罪名)で検挙した。」旨の報告があった。

(6)「麻薬密売事件」被疑者の検挙について

警視庁から、「営利の目的で、みだりに、平成22年4月、東京都渋谷区内の郵便局において、麻薬であるメチロン約3グラムを代金引換郵便で発送し、無職男性に受領させ、もって譲り渡した事案につき、同年6月30日、被疑者を麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕した。また、共謀の上、営利の目的で、みだりに、同年6月27日、東京都江戸川区所在の飲食店内において、麻薬であるケタミン約0.56グラムを所持した事案につき、同日及び同年7月7日、被疑者2名を麻薬及び向精神薬取締法違反で検挙した。」旨の報告があった。

(7)平成22年第2四半期(4月~6月)における懲戒処分及び訓戒・注意措置状況 について

警視庁から、「平成22年第2四半期(4月~6月)における懲戒処分及び訓戒・注意措置状況について」の報告があった。
委員から、「幹部職員による不祥事案の発生が多いと、職員は、上司の指示命令を真に受け止めることができなくなるのではないか。警察組織の一体感に齟齬が生じないように不祥事案の防止を徹底してもらいたい。」旨の意見があった。

(8)平成22年度第1四半期(4月~6月)における監察実施結果について

警視庁から、「総合監察、月例監察、随時監察の実施結果及び警察庁監察の受監結果について」の報告があった。

(9)監察案件について

警視庁から、監察業務について報告があった。

(10)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令、風俗営業等の許可取消及び営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(11)万引き防止映画CMの制作・上映等について

警視庁から、「少年による万引きが著しく増加していることを踏まえ、少年による万引きを防止して少年の規範意識高揚を図るため、万引き防止映画CMを作成し、都内映画館等で封切りされる宮崎アニメ『借りぐらしのアリエッティ』の本編前に平成22年7月17日から同年8月13日までの間、上映する。」旨の報告があった。

(12)国道20号八王子南バイパスの一部供用開始に伴う最高速度規制の実施について

警視庁から、「国道20号八王子南バイパスが一部供用開始となることから、道路交通法に基づき、同路線の最高速度を決定する。」旨の説明があり、決裁した。

(13)警察官の援助要求(派遣要請)について

警視庁から、「広域事件捜査に伴う、警察法第60条第1項に基づく茨城県公安委員会に対する同県警察職員の当庁への派遣要請について」の説明があり、決裁した。

(14)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について

警視庁から、「友人関係であった申出人に対し親密な関係を欲し、しつように交際を求めて警察官から注意されたものの諦めきれず、同人が参加しているイベント会場において、同人を追いかけるなどしてつきまとった者ほか4名に対し、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき警視総監等から警告を実施した。」旨の報告があった。

(15)オウム真理教犯罪被害者等給付金の裁定について

オウム真理教犯罪被害者等を救済するための給付金の支給に関する法律に基づく裁定事案10件について裁定した。

(16)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決・決定した。
また、行政訴訟事案等について報告があった。

(17)警察あて苦情処理結果について

警視庁から、警察あて苦情の処理結果について報告があった。

(18)公安委員会あて苦情の処理等について

継続案件1件を含む公安委員会あて苦情7件について、審議の上、通知内容を決定した。
また、公安委員会あて苦情の受理等について報告があった。

(19)公安委員会あて意見要望等について

公安委員会あて意見要望等について、処理方針を決定した。

 

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